高校三年生に描いてた漫画。
読みきりだが下書きだけ。ケモノが主役。
.......今で見れば恐ろしい
ほぼ今が持っている形はその時に既に揃っている......
絵とキャラはもちろん、話の構成やネームのコマ割りでさえ
基本は大体今と同じ系統。
作品の基本方向性は高校時代で決まり、
あれから15年は殆ど同じバランスでパラメータを伸びるだけ。
良い意味でも、悪い意味でも、変わらないな。
でもこの読みきりは悪役視点で描かれた数少ない作品。
この扉絵の気持ちは今でも覚えている。
”確かに俺は悪人だけど、裏切られると苦しいよ、悲しいよ。”
ああいう風で、初めて悪役の立場と気持ちを感じるようになった。
そんなの作品でした。
あの頃は何も考えていないけど
今で見れば”悪役一番の理解者は作者”、
このポイントはかなり役に立つ。
今でもこういう感じで悪役を描いてる。
物語上、作者は悪役の味方になれないけど
彼の気持ちはじっくり考えて、苦しい時は一緒に居る。
だって悪役の悪は、作者の悪だからね。
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