2019/03/19

仕事と趣味

https://twitter.com/shiro_otsuka/status/1107481606745264129

『趣味を仕事にするな、仕事なら給料高いの方を選べ
経済的に余裕できたらいくらでも趣味にやれる。』

こーゆー話は昨日に見ました。
割とモヤモヤする話題なので色々書いてみます。

結論からすれば、これは一般論だが
まあそんなに間違いないと思う。

趣味を仕事にするのが難度が確かに高い。

しかし問題は
『仕事になったら昔に面白いものでも、やがて嫌いになる』
という点は間違いと思う。

漫画で仕事するのが15年くらい
別に大した稼げていないが、漫画描くのが楽しいと思う。

実は、仕事と趣味の報酬系メカニズム仕組みは違う。

一番簡単に言えば
『ゲームをやるのは楽しいが、ゲームを作るのが苦しい』
 この例が一番わかりやすい。

漫画で趣味の場合に楽しさは
『自分の表現、出来ること、友たちと交流、承認欲求
絵が上手くなる自分は成長を感じる』

でも仕事になる場合は
『編集と話し合う、折り合う、質より締め切りを守るべきから
時に自分も納得できないものを作る
あと売り上げを達成したいといけない
自分の表現より、読者の娯楽性を優先する。』

つまり、締め切りを守って一定のレベルを書き上げこと
編集の話し合いこと、読者を楽しませるのこと
こういう事を『楽しめる』なら、仕事として楽しさもできる。

クリエーターとデザイナーの違いに似てるかも。

仕事で楽しめる所は、趣味で楽しめる所と違う。

だからこれを上手く把握できない人は
趣味を仕事にする能力がないと言っていい。

仕事は単なる我慢して収入のためにやることじゃない。
まあ普通はそうなので間違いじゃないと思うけど

結局、仕事が上手い人は
自分の特定分野は得意をよく理解して
仕事として並の人より優れるだからその仕事を続くなんだ。

一般論はありがちな間違いではないが
こういう事をやる時に
そもそも平均の50点を取るわけじゃない。

プロは90点を目指す人だけ『なれる』。

だから一般論を信じちゃう人はもちろん、夢が叶えません。


そういう所に一般論の乱暴さは本当に見られない。
金は大事。それは認める。

で、どんなの仕事にしたい?給料はどれくらいがいい?
と聞いたらこう答える人が多い:
『そりゃ楽な仕事で、給料はできれば月給100万がいい!』

アホか。そんなの考えは金持ちになれるもんか。
質問を変われば、すぐわかる

野球選手になりたいですね。どんなの選手になりたい?
という質問で

『そりゃすごい選手なりたい!あんまり練習したくないが
  できれば時速200キロの球を投げるといいな!』
 ような答えと同じくらいアホです。

本当にプロになりたい人は自分の実力に応じて
目標を上手く設定する。

夢を語りたいならまずそれくらい知能を持つからしよう。

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