2018/04/10

広さと高さ

昔に紙本雑誌の広さは、
今はネット(SNS)の広さで取り込まれた。

ショート漫画は広げやすい。
だからそういうライト漫画が強くなった。

比べてストーリー漫画は”高さが”あるので
積み上げる工夫が要る。

単行本はそういう”積み上げる”を上手くできる。

まず広さが無いと積み上がらない。


あとは、台湾は日本と比べて
積み上がる土壌がなかったので
いくら日本ぽいの作品を作っても
砂上の楼閣ような崩れていくだけ。

要するに、読者は作品と一緒に1巻から育てない(売らない)と
結局いくらでも頑張っても
1巻がピークのショート作品しか売れない。

盤古やその時に雑誌同期の作品を考えると
作品を作るだけで環境の事を含めて考えないと
上手く土壌を作れないだろう。

そういう意味では
これからまずはネットに向けて広いの読者たちを向けて
何を作って、商業誌に繋げていくの方が現実的だろう。

日本はともかく、台湾はそうだろうな。

みんなが大好きな長編ストーリー漫画
実は案外にハードルが高い。相応な環境がないと続きません。
良い作品を作れば売れるもんじゃありません。

ワンパンチマンが非常に良い例と思います。
序盤はサクサク1話完結なエンターテイメント作
WEB漫画らしくて刺激的、わかりやすく、スピーティー。

ある程度地面が固めると長い話をやる。
ストーリー漫画の形になっていく。

ある意味、最近ネット時代の漫画の代表と思う。その作り方。

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