2019/04/04

作品の売り

『凪のお暇』という作品を読みました。

この作品の空気感はいい。
テーマは『ミニマムライフを満喫する』。

会社生活と違ってたっぷり時間がある時に
いろんな人と出会い、理解する話。

しかしこのテーマだけじゃ売れないので
この物語の売るために、王道の恋話しも入れました
新鮮なトライアングルだけど、やっぱりラブストーリー。

そして空気読むの社畜生活に疲れた人々に
シンプルな生活の癒しも提供しました。


作品の売り....という点を考えたら
なんかDAは物足りないなと思う。

デジタル以外のゲームも遊ぶ、という点もいいけど
それは売りじゃないよね。キャラ的に。

『ゲームは面白い』のはいいけど
遊戯王を考えるとなんか少し違う。

遊戯王を読むと、『ゲームは面白い』というより
『ゲームしている人たちがカッコイイ』
というイメージが強い。

だから城之內ようなバカキャラも必要だけど
結局、遊戯や海馬ようなカッコイイ所もっと必要。

ちなみに遊戯の外見は小学生に見えるくらい背が低いけど
設定上は高校生という点も絶妙。
遊戯は主人公なら、小学生もうっかり読んでくれるんだ。
上手いなこういう所....

こういう意味なら、ガルムのバカ面より
カッコイイ面はもっと強調すべきよね。

一番理想な形は、
『ガルムとトムは敵ながら、ダック結成して共闘する』
 これは一番燃えると思う。

メジャー誌で連載するなら、この路線になるに間違いない。

まあ商業誌に連載されないよねこの話。
でも売りを考えると多分こうなる。


あと1つ悩みは主人公トムの扱い 。

主人公の年齢は小学生の場合扱いが難しいなぁ。

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