2024/01/30

平凡の前提

大抵の人は平凡。
あんまり言われてないが、漫画家も編集さんも同じ。

平凡の編集は作家を育つときにも平凡。
適切なアドバイスはできないかもしれない。
作家の才能を発揮できないかもしれない。
自分のミスを隠すかもしれない。
売れる作品を売れないかもしれない。
客観視できなくて自分の好みで作家に押し付けるかもしれない。

作家も同じ。
アドバイスを素直に聞けないかもしれない。
面白い漫画を書けないかもしれない。
画力低くて絵柄は古いかもしれない。
締め切りを破るばかりかもしれない。
報相連はできないかもしれない。
自分を実力以上に思い込むかもしれない。

なので
優秀な作家と優秀な編集と出会って素敵な作品を作るのは、
そこそこ奇跡を必要かもしれない。

そのために、無数な平凡が埋められる結果になる。

......こういうので建前は「編集さんは悪くない」
と言っても、
本当に8ヶ月も30回修正までするのは
「編集さんは一切悪くない」なんてまずあり得ない。
本当にダメな案だったら最初から成立しないから。


作家さんも責任があるかもしれないが、
編集さんは編集側のミスが言い逃れない。

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