2010/12/12

阜部の意味

阜部の陶隠は今回の出番もそれなり。
ちょっと”阜部”の意味を調べました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%9C%E9%83%A8

基本的に、阜の意味は”土山”ようだ。
”山部”は石の山.......つまり区別として違う漢字を作る訳。

偏旁の意符としては土山や丘陵といった地形、
通行の障害、昇降、高低などに関することを示す。

大抵の字は使いやすく、
特に防禦に関して優れる能力が持っている。
攻撃手段もある程度に持っているため、バランスが良い部首。

こんなの彼に、物語に1つ目漢字はどんな字が相応しいでしょう。
階段の”階”かな、と思う。

階段は高低差を無くすため存在。
登るのは辛いけど、とても重要な存在と思います。

障害を無くす事が出来ないけど
乗り越える事を手伝えるモノ。

一見は巨大な段差でも細分すれば誰も越える
こういう力が階段の役目と思う。

具体的な高低差だけではなく
意識や思考も、問題を小出して解けば人間の視線は登れていく。


.....あくまでもサブキャラだから出番はかなり限られている。
でもこの部首は良い物語性が持っている。

描けるチャンスは恐らくこの一度限り、
しっかり考えて描こう。


.....で、ちなみに”物語性”って何?
書くとあれ、よく分からない.....

定義は分からないけど、俺にとって
”この事(人)は何処へ行く所が特別”。

つまり、”転ばせる方向”の意味かもしれない。

重要のは、キャラクターはよく動いても物語性が優れると限らない。
同じ地点でゴロゴロ回っても、作品として成立できる。

だが移動できない物語は物語性が優れると言えないと思います。
落ちるカミナリような、何処へ行かないといけない。


正直で言えば、
ストーリー性が無くでも作品が面白い事が出来ます。

ストーリーを進むと、新しい素材、ステージとキャラクターを
用意しなければならないから、ある程度がキツイ仕事。
だから今の作家はそれを避ける傾向がある。
比較的少ない素材で多く量の作品を作れるだから。

ワンピースような、どんどん新しい舞台に進むタイプはその逆。
だから、その作品は優れた物語性があると思う。


物語をちゃんと書けるかどうか、作家の”中身”と関わる事になるから
そこも要求される価値があると思います。

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