2013/05/07

ネオテニー

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ネオトニーは、体や脳の発達が遅れる一方、器官の特殊化や機能の固定が遅れるので、多様な環境に対応しやすくなることで生物の進化で重要な役割を演じることがあると言われています。その中で、人間はチンパンジーのネオテニーだという説があります。人間とチンパンジーの祖先は7百万年ほど前に分離したのですが、人間はチンパンジーの幼児の特徴を多く備えています。

チンパンジーの脳は1年で成長を止めてしまいますが、人間の脳は20歳過ぎまで成長を続けます。人間は脳つまり頭部が大きいので、哺乳類で人間だけが難産の苦しみを耐えなければならないのですが、そのためチンパンジーや他の哺乳類と比べて、人間は未熟児の状態で生まれます。そして、外見上チンパンジーの幼児の段階にとどまったままで、ゆっくりと成長を行うのです。

 
......なるほど、こういう捕らえ方なのか。
よく人が大人になりたくない、ような幼稚な考えが持っている
昔はそんな人が嫌だったが、まさか進化にとって意味もある訳だ。

確かに大人になると成長は止まる。
大人になる数年間は急速に伸びるだが
子供はゆっくり成長だが時間は長く、
最終的に早めに大人になる人より成長する可能性が持っている。

そして環境の状態も影響する。
厳しい環境するほど”早く大人になりなさい”と言われるが
優しい環境は、子供時期ができるだけ長くなるわけだ。

まあ、子供の維持費は高くて収入面は期待できない分
社会に30歳の大人は子供のまま生きるのは贅沢なスタイルと思う。

進化学の感じで言うと、大人になるのは異変(早く変われ)
子供のままのネオテニーはその異変に安定に定着まで
必要な発展時期かもしれない。

この前にの通過儀礼と逆の意味で
定義とか形を整うとか、自分の中に何かがしっかり決める
......ような事はしない。

曖昧なまま、責任や義務も取らないまま、生きる事なんだ。

そんな生き方は嫌いだったが
よく考えたら、厳しい目の環境で生きてたから羨ましいだけでしょう。
俺も親なんて扶養しなくでもいいほど余裕があれば、
同じ感じで子供のまま生き続けてたかもしれない。

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