2013/05/09

九龍城砦

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52083440.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E9%BE%8D%E5%9F%8E%E7%A0%A6

http://www4.ocn.ne.jp/~keropero/kyuryu00.html

http://www4.ocn.ne.jp/~keropero/kowloon2.html

http://www.amazon.co.jp/%E4%B9%9D%E9%BE%8D%E5%9F%8E%E6%8E%A2%E8%A8%AA-%E9%AD%94%E7%AA%9F%E3%81%A7%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%99%E4%BA%BA%E3%80%85-City-Darkness-%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89/dp/4872574230/ref=cm_cr_pr_product_top

要するに中華風スラム。すげえ。


今まで魔都篇は上海で考えたが、
この資料を見つけると九龍城砦の方がもっと似合うと思った。

同じ無法地帶でも上海はやや華奢すぎるイメージがもっているし
九龍城砦の方は20年前まで居るため資料も多い。

もちろん、もうそこに行けなくなったが
ああいう暗い、臭い、汚い通路なら実は探せれば今も存在している。
60年以上の古い地区なら、そんな街並みはある。
スケールは小さいものの、基本イメージは似てる。

もし物語は描けるなら、面白いテーマになる。
あんなスラム街は問題や犯罪だらけ。
普通の人間ならそんな所に住むべきじゃない。
だから無くすべき、という意見は強い。

実際そこはに花園になったし。

しかし、そこに何かがあった。
それも確かにだ。

良い物ではない。ほぼ悪い物を言っても良い。
だが同時に、凄いものも言える。

あってもいいまで言わないが
消えたら、何となく”無くなった”という気持ちがある。

やっぱりこの世は”嫌でも、そこに居るモノ”があると思う。
”あるべき”ではなく、”そんなのはあった”という感じ。

だからこそ多数のゲームや映画はここを選んで作った訳だ。
ああいうの混沌イメージは魅力的。誰も驚くと思う。

これは良い、綺麗、新しい、進歩的、秩序的なモノ
決して出来ない感じなんだ。

テーマ的に、素晴らしいヒントとなる。

もし描く事が出来たら
物語の終焉は九龍城砦が滅んでいく、綺麗な花園になる。
現実の歴史通りに。

悪い物は全て消えてしまって、良い物だけ残った。
しかし、決して”めてだし、めてだし”感じさせない。

そんな話になるかな、と思いました。

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