2013/09/01

タブでなければ生きられない

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%81%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%8A

ブチハイエナ

仇厲の話を続く。

ハイエナのイメージは基本的に悪い
と言っても、アフリカでは”神”として扱える事はある。
アフリカのある部族に”ハイエナになる”という動詞は存在している。

笑え声は不気味。
で、鳴き声の種類は多くて12つまである
まるで言葉ように使い分けができる。

汚いけど、タブで強靭な存在。

しかしアフリカでは神として扱える事もあるが
上位の文化になると、どちらで言えば邪悪に近い存在になる。

だから仇厲はわざわざアフリカから中国にやってきて科挙を参加して
”博打の神”なろうとした。
そして最初は妖怪として扱えるもこの原因。

中国は知らんが台湾では博打が人気です。
神様に祈るのは、博打で儲かるようになりたい話が多い。
ある意味博打は悪い事だが、愛される事が割りとある。

だから仇厲にとって、これはこれでチャンスと思う。

アフリカの資料は時々調べている。
タブでなければ生きられない場所と思った。

いつもそう思った。
アフリカの文化は独自な特性があるけど
発展の時間が遅くて世界の地位は下位になっていた。

ヨーロッパは文化として上位、アメリカは経済として上位
アジアは人口数として上位のこの時代は
アフリカの劣勢はしばらく続くと思うが.....

いつか、アフリカが強くなっていく時がくると
世界はまだ一回りガラリと変わると思う。
まあ、俺が生きる頃が見えないと思うが見られるといいな。


そんなの想いで仇厲の話を作っていく。

仇厲は今回のエピソードでは”偽りの声”で妖怪の言葉を言う。
元々それほど歪みが強いな妖怪ではないが
妖怪の音色をまねしてより一段邪悪な妖怪に見える工夫。

ハイエナの特性を生かせて面白いワンシーンであった。

普通の人はタブだけど汚い存在は嫌いけど
よく考えると汚い場所に居るならタブでなければならない。

それは、”強さ”のもうひとつ形なんだ。

4回戦月牙泉武挙の頃にキャラは既に完成されたが
テーマと噛み合わないため出番はかなり限られた、
活躍できるのはここの2話だけが
最後の最後でギリギリ出られるキャラは彼が嬉しい。

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