2015/01/05

手錠

ずっとモヤモヤしてたのなにかが。
あれは何だろうと考えてた。

......あ、これは手錠かなと思わせた。

誰も漫画を描くなと言っていない。
というかむしろ描いてもいいよ。

でも実際に漫画を描くのに時間は、無い。

無理やりに描くとすぐ仕事の支障を出るため
心はブレーキがかける。

描いても基本的に辛さは楽しさを上回る。

描いても良いよ、でも実は描けないと変わっていない。
走りたいのに歩くしか出来ない
叫びたいのに話しか出来ない。

こういう限制がかけられている。

”考える”事はできる。
そこらへんは漫画を描くの頃と同じかな。

でも表現の自由はなくなっている。
禁止された訳じゃないけど、余裕は与えられてないから
意味は実質一緒。

この4ヶ月の事を思うと漫画の意味は
2ページの連載10回分
ネーム添削の1作、そして10ページのギャグで留まり。

これ、連載の頃で計算すると
たった15日程度の量なんだよ。
盤古の1回分と大した変わっていない。

量も少ないけど
もっと厳しいのはストーリー漫画を考えないところ。

ストーリー漫画を描くために思考と感情の精度が必要。
あれは1日1時間余った時間ほど
描けるもんじゃない。

まさに歩けれど走れないこと。

兵役と小学の先生違って、この仕事は漫画と絡みは多めだから
思い入れはある。どちらで言えば確かにやりたい仕事。

あの2つは確かに全然やりたくないから
余った全て時間を漫画に全力にやりたいけど
今の仕事は本音でもできるだけ良い仕事で仕上げたい
だからその分、逆に漫画を描くと仕事を支障を出ると分かって
漫画は全力で描けない。

この仕事は割りと本気でやりたい
だからこそ漫画は逃避の手段として使えられない。

まあ苦しい....程でもないけど
ああ不自然な気持ちだなと思わせた。

想定内の程度だし、慣れる範囲と思うけど
創造の喜びを抜ける生き方はこれから
相当の時間を続けると思うと

思うと。

モヤモヤする。

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