2023/09/12

商売

一勝九敗(柳井正)を読んで、中にこんなの話がある。

「経営に覚悟が要る」

そう言えば確かにそうですね。
会社に仕事するのはそういう感覚はないよね。
責任はあくまでも社長にあるから。

と、
「利益が出る店は続くことがあれば赤字の店は潰すこともよくある」
感じで書かれてるけど
いやすごいな、こんなに軽い風で言えるのは。

まるで「店の経営は買い物」くらい商売を慣れてる感じですね。
実際はもちろんもっと重いと思うけど、やっぱりすごい。

もう40代なのに会社を立ち上がることすらビビる俺と
経験値は全然違いますね...

まあ、覚悟もあると言っても
親から資金やすでに出来上がった企業があるから
「多少の失敗(3000万までなら)は耐えられます」の感じがすごいな。


基本的に作家は商売に向いてない。
作家の能力は「繊細な感情を書き出す」ですから
あくまでも大局を俯瞰しながら判断を下す経営者と違う。

漫画を描くときと
自分の作品を経営する(編集視点)と感じは全然違うし。

そう思うと編集の仕事経験に助かれましたな。
もう1つ視点を持つのが相当に有用です。

......編集視点と経営者視点はまた違うと思う。

いつか、上手くいけるといいな。

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