2012/04/16

だから別の所

今日は111章のプロットを書く。

このエピソードは3人のキャラがほぼ同じ重要だが
今回のキーマンは陶隱。

演出は大体決まっているけど
キャラの心境描写はちょっと難しく、ネームはまだ考えたい。

今回のテーマは”だから別の所を出来たんだ”。


残神は足が欠けている身体障害者。

こういうテーマは結構敏感だが、
今までこのタイプのキャラ割と普通に出てきた。

目が見えない、声が聞こえないとか
頑張れば必ず乗り越える、未来と希望を信じて.......
こういう感じで話を描くつもりは無い。

困難は必ず乗り越えると限らない。
障害と限らず、全ての問題はそうなんだ。

諦めないもちろん重要だが、ある意味は周る人に言われるもんじゃない。
支えてあげる人が居る方が実際。

残神のエピソードは
”人と同じようにが出来ない、だから別の何かが出来るようになった”

こんな風で考えたい。
障害の種類による、人並みになるのは人によって難しい。
しかし自分でしか出来ない事は確実にあると思う。

これはあくまでもきっかけ。
色んな事はこれと同じ感じと思う。

若いの頃、徹夜や飲酒など無茶な暮らしは当たり前。
しかし健康を無くなると、生命の意味を考えるようになる。

父や母は死んだから、家庭の意味を考え込む。

人は何かが”欠ける”ようになると、意味を考えるんだ。

残神は、こんな風で”残”を扱えている。

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