2017/06/03

”シチュエーション”と”ストーリー”

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そういえばよくあるよね
”シチュエーション”を描くのが上手いけど
”ストーリー”を描くのが下手な人。

”シチュエーション”は点、”ストーリー”は線。

素晴らしい”シチュエーション”は読者が覚えてくれるけど
”ストーリー”がいくら良くでも、普通は覚えられない。

でも”シチュエーション”と”ストーリー”は掛け算。
両方が一緒に上手く描かないと
本当に面白い作品を作れない。

という話を考えてみる。


そういえば、
comicoみたいスマホで読める縦スクロール漫画
基本的に”ストーリーが描かなくシチュエーションに重視する”
という印象があります。

みんなは今週ちょっと話の今はどんなの雰囲気を感じる
キャラの心理描写ばかり描いてて
ストーリーはなかなか進まない感じがある。

ああいう漫画は
基本的に背景がかなり少なめに
キャラに力を入れてる。

元々フルカラーの作品がほとんどなので
背景を描くのにコスパが悪くて
ああいう手の作品はアシスタントを使えないものが多いし
画面が小さいから描き込むのメリットもない
だからどうしても”色が綺麗のキャラ”が画面のメインになる。

........あれ、これってある意味紙芝居の構成要素に近いよね。
”色つけてるキャラ絵”を延々と見せる
ストーリー性は薄めてるだがドラマ性を強調する。

毎回特に話が進まなくでも
シチュエーションの描写と毎回の引きをしっかり作れば成立する。

こう考えると、読者は本当にストーリーを読みたいのかな?
と思ってしまう。


でもドラえもんを考えると、
やっぱりストーリー性が重要と思う。
読者も欲しいはず。

しかしストーリーを作るのが比べて難しいだから。
ドラえもんは10ページで1つストーリーを作れるからね。

あれを出来れば
多分小説、映画、スマホ漫画より有利な所がある。

キャラも魅せるし、シチュエーションはもちろん、ストーリーも伝える。
そしてこれらの魅力は色とほとんど関係ない。

コンパクトに詰めば物語りの魅力を上げる。

でもそういえばこのネット時代に
これを意識できる人は比べて少ない。

ネットの特徴は”発散”するだからね。
作る見せるハードルを下げてもっと色んなものを見せるのが
ネット作品の強みと思う。

精度密度を上げることはネットの長所じゃない。

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