2017/07/09

3話目ネーム

3話目のポイントはストーリーパート。
ここで主人公の心境が変わる、
巻き込みタイプから自ら行動を起こるタイプに変化。

この回に金の豆知識を入れると
どうしてもテーマ性が濁すから全部排除しました。

珍しく全てページをキャラ立てに使いました。

特に、このイベントは悪魔が『嫌なこと』をやったと関わらず
主人公は小悪魔へ好感度が下がらないように、
小悪魔が主人公へ好感度が上がらないといけない
描写の処理はちょっと手強い。

小悪魔のキャラは派手で好かれやすいけど
実は今回の決め手は主人公の方だった。

『すごく大変で稼げた金だからこそ、できるだけ大切に使いたい。』

これは多分あんまりピンポイントの正解に言えないかもしれないけど
ここまで辿り着けないと次に繋げない。

あの子はもっと心が弱ったら
話に必要する着地点にたどり着けない。

ここからも何回もこの子の心構で
小悪魔の心を動かさないといけないので、
主人公らしくてやって欲しい。

飛行倶楽部の話(小悪魔と子供の勝負が引き分け)
と違って、この物語では
小悪魔の方が心が動かせたから負けて展開になるので
王道だけど主人公は子供の素直の心で頑張って欲しい。


......あと3話目が気になる所が1つ
16ページでは出来ることかなり限られてる

今回の話が、今までの連載タイプなら
キャラ達の衝突がきっとあるはず

でも16ページじゃ、まともな衝突を描けない。
争いになるそうな所で上手くひらりと避けて
あっという結論まで辿り着けた。

本来、金の川のイベントは
価値観の相違をぶつけるけど
結局主人公のフォローが上手すぎて抑えた。

これは良いのかな、ネームを見ながら考えてた。
ここが迷う。

まあ、正直よくないでもページ数がアレならどうにもならん。
あれを描けたいならあと2〜4ページくらいが欲しいので。

もしコミックス出るなら、毎回2ページくらい加筆修正したいなぁ。
なんか、ここまで3回が全部2ページほど足りない気がした。

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