ニュースはいらない

 最近に読んでる本に
『ニュースを見る必要がない』テーマ。

これはわりと面白い。

よく考えたら、人間は基本的に
『今起こす一番新しい情報は一番価値があると信じ込む』
の傾向がある。

でも、実はニュースを読まなくても支障がない。
理由は
『本当に意味がある情報は、長くて読みにくくて整理されるもの』

つまり、１つことを理解したいなら
本を出すまでちゃんと分析される文章を読んだほうが良い。

ざっくり数分に読める新聞なんて
ただ『噂話を聞きたい欲望』を満たせる為にすぎない。

あとは、ニュースに関して
自分の意見を述べる必要は全くありません。

これも衝擊的。
昔の自分ならSNSで自分の考えを書きながら
人の意見を聞きたい、交流しようと思った。

でも、昨年の炎上のことで分かりました

自分の意見は別に価値がない。ただ自分が言いたいだけ。
人達は別に自分の意見を求めてるわけがない。
どうぜ専門外の話題は素人で価値がない感想しか言えない。

そして共感をもらえた所に、気持ちスッキリする以外に
別に特別な意味がない。
政治の話題で人と喧嘩したら、無意味に怒るだけ。

要するにSNSでは自己思考主張は意味が殆どない。

よく考えたらそりゃそうだ。
SNSは基本的に作品宣伝用だから
みんなは俺の漫画に興味があるだけ。
ほとんど人にとって、俺の思想がどうでもいい。

何かが喋りたいなら、聞きたい人に喋ればいい。

沈黙は金。これはより一段理解できました。

本当に影響が大きなニュースなら
新聞を見なくても、情報自体は別に形で自分に届くから。

『リアルタイムに見ないと大損になる新聞情報』
そんなにない。

コロナの新聞でも
正直１週間、１ヶ月くらい見なくても大した変わらない。
毎日小まめにニュースを見てて
決定的にコロナを回避できる情報は存在しない。

新聞でわかることは、誰もわかること。
情報価値は低いなんだよ。

なので
時間を大事なことに使おう。
いや、別にある程度に無駄してもいいかもしれない
でもニュースに使う必要がない。