2011/07/19

盤古の想い

ネーム返事は来ないので
仕方なくとりあえず次回のシナリオを書く。


ちょっとシナリオを考えたら
97章は一番難しいのは、盤古の気持ちだ。

この辺りは結構複雑。
元々俺は盤古の気持ちだけ苦手だし......

徐梅拉致された事も、変身した事も
仲間は盤古のために隠れていた。

盤古は全て背負ってつもりだったが駄目だった。
敵も仲間を狙う、仲間も盤古を庇う。

情報を欠けたまま、ずっと守ってもらうしかない。
もっと狀況を理解しなければならない。


まあ行動自体は間違いないが動機は問題がある。

盤古は兵器の原罪から逃げられない。

かつて人を殺したから罪を償いたい。
誰よりダメージを耐える躯体で、人の代わりに傷を受け止めたい。

この想いは強すぎる結果、人から援助を素直にもらえない。
相手を感謝の気持ちより、罪惡感が上回る。
自分は、助けをもらえる権利はない。

ある意味は一種トラウマなんだ。
機械だからこういう所が固い、あんまり柔軟に考えられない。

一見偉くて素晴らしいだが
こういう考えの問題は、”敵の責任や償いまで自分に回ってくる”事。

さらに、魯泉の場合は無理矢理でも
盤古と一緒に背負う事になる。そこにはリスクが生まれる。

こういう事はケースバイケースだから盤古は間違ったと限らない。

ただし盤古はまだ気付けてない。盤古と魯泉は大抵に二人で一人。
ダメージを受けた時は一緒だから
盤古は耐えても魯泉にとって致命傷になる可能性が高い。

何を背負う時は、周りの人に傷害を与える事も考えないといけないだね。


この回のネームは、カメラワークが鍵と思う。
基本的に”試験終了”という雰囲気で
普段よりやや距離を取って、ニューズのカメラワークと少し似てると思う。

盤古、魯泉のセリフだけ少しズームイン、他は全部遠め。

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