2011/07/24

悪役のチョイス

と言うわけで、悪役作りは一番弱点。

ここから話は妖怪側に絶対的な悪役は必要。
そして妖怪の定義も含めて二重の意味が持つ。

......で、何故俺はここまで悪役作りが苦手だろう。
俺は今まで会ったのは良いやつばかり
少なくでも”悪いやつ”が少ない過ぎると思う。

といか、”威脅”はあんまり無いかも。

今まで作った成功の悪役は3人.....
悪魔、疫病神とゴールドドラゴンくらい。

悪魔の基本は”安心と思った概念の隙間に侵入”
疫病神は”その不確定性は敵に回せずに仲間の位置に居る”。
ゴールドドラゴンは”金へ貪欲”。

正直、霍安は中ボスくらいいけるけどラスボスになれない。
つまり俺はラスボスを作れない事。


本来なら、定義によってなんでも悪役になれるはず。

剣心は基本的に、悪役は”立場が違う”。
ドラゴンボールは一番シンプル”人を殺す”だから。
多分俺欲しいのはこのタイプではない。

”異様な価値観”。妖怪ならこの線でしょう。

今まで信じた価値観が崩れて怖い、何を信じれば良い?

今まで人は殺されない。ここから殺される。
今まで紙幣はモノを買う。ここからただの紙ゴミ。
今まで愛している人は、無感情になってしまう。

問題は、何の価値観?どんな風で漢字と絡む?
範囲を決めないと流石に話を作れない。

妖怪一匹は1つルールしか歪むが
盤古が居ればどんなルールでも歪む。

テトリスで例をすれば、妖怪は”ブロックピース”。

神は”格子の段がすべてブロックで埋め尽くされると、その段が消滅”
という”ルール”。

妖怪自体のパワーアップは
形が複雑のブロックピースが現れる、ゲームは難解になる事と同じ。

でも盤古が味方になれば、ルールは
”格子の段がすべてブロックで埋め尽くさでも、その段が消滅できない”
に変更が可能。

こういうのはあんまり感じられないかもしれないが
ルールは僅か変わっても不快感が凄い。

例えば、硬貨は1、5、10円幣ではなく
2、7、13円幣になるだけで市場は凄く混乱になる。

人間は、変わる事が案外に怖い。
守ってきた一線、崩れるだけで、人間は壊れる。

骨と肉はハッキリ区別してるはずなのに
粘土ような、押すとゴチャゴチャに混ぜる事が起これば
大パニックだろう。

今まで俺達生きた環境は無数のルールに守られている。
それを壊れると、絶対こわい。

法則の乱れ。という感じかな。
ホラー漫画ではよく使えている方法だ。

道徳観が固いの俺には、この線で考えるのは難しいけど
道徳のリミッターを外せれば”崩壊点”を見つけるはず......

これは(ホラー漫画として)面白いけど、
1つ1つルール壊れる過程を描かないと面白くない。

となると、妖怪は単体じゃちょっと物足りないかも。

というかコレは盤古のネタじゃないような気がする......

でも残神のテーマはこの意味で使えるかも。


そして、妖怪単体と機甲兵の関係まだ不明。
ルールでルール崩し出来たら、別に妖怪の力の描写が要らないじゃん。

まあそっちの方はスポットが盤古に絞れるからいいけど......
とにかく話が難しく、そろそろ限界。とりあえずここまで。

0 件のコメント:

コメントを投稿