2013/12/05

文明の裏側

魔都篇のメイン話は、機甲兵と盤古の話である。

機甲兵は魔王的な存在で
プロデューサーとして妖怪をサポートして
妖怪の町を出来上がる。

その間に、神官達を籠絡して
天界と衝突や対立を回避し
”問題を隠す”という感じて裏の社会を作る。

テーマは”文明の裏側”。
どんなの状態でも、機甲兵の仕事は”悪い方向を転ばす”。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A9%AD%E5%BC%81

普通の魔王と違って基本的に闘いで相手を潰すではなく
相手の心の隙間に付く、相手の目的を忘れさせ
相手の理念をすりかえ、相手の思考を狭くさせる。

現実に人々は逃避して自分の心に負けてしまうように。

そして盤古は”問題を暴れ出す”という姿勢を機甲兵を拮抗する。
機甲兵の手段は甘い誘惑なら
盤古のスタンスは嫌われ役として痛い目を与える事。

盤古の目的は妖怪を倒すではなく
あくまでも”人々を魔都から無事に逃げられる”の事。

妖怪は道徳が持っていないスタンスなので
盤古も決して妖怪を”向善させる”したい訳じゃない。

だが道徳を持ちたい人なら救う。

魔都は”悪いシンボル”として立て上げる。
悪は滅びではなく、永遠の課題として人間に見せられ続ける
という感じで”悪の見本”を存在させる。

神々は”悪を放置すると段々にひどくなる。
だから存在させない。”と言っているが

機甲兵はそう言う
”その理屈なら善はほっとけでも勝手に増えるじゃないか。
こっち元々世界征服なんてつもりがない
都市1つ。我々欲しいのはこれだけ。
お前らの恐怖で勝手に人の悪行を水増やするな。”

大体そんな感じでやれるかなと思った。

この意味では機甲兵と盤古は互いに敵ではなく
対立の立場に居るだけ。

恐らく機甲兵と盤古は割りと相手の事を理解している。

光と影として二人が2つ方向で魔都の立て方を模索していく。

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