2013/12/22

”正しくないようにする”才能?

今回の下書きに一番難しいの場面は
盤古も機甲兵も神官達の必殺技ではない。

一番難しいのは魯泉の見開き。
本当に、本当に難しい。

このシーンは、紙の枠の形に限制されて
そしてあそこの行動とポーズはかなり限定されて
構図の難度は異常に高い。

どれほど難しい?
別に複雑な構図ではない。割りとシンプル。

だが、”正しいのパースを取れるのはいけない”。

つまり空間的の意味は、”正しくないパース”を
描かないといけないのシーンである。

正しいのパースを取れると
絵は原稿紙の範囲にに収めない、
迫力は出せない、そして一番の見所は画面の嫌な位置になる。

なにこれ。

あそこが5回くらい書き直した。

”どこがどんな風に正しくないを描けなければならない”を模索する。
物体のサイズも正確に描けると逆におかしい。
だからあそこら辺も含めて考える。

基本的にデフォルメのパースを取れる事だが
わざと正しくないパースを取るのはこれほど難しいと思わなかった。


そして今日だけ思いました。俺の空間感覚は弱くて
デッサンやパースをそれほど正確に描けない。

しかし本当にこの一枚だけ、
完全に”正しくないように描けるこそ”のは正解になるんだ。

この場面、パースが凄く上手の人は絶対に描けない。
形の”枠”を元々持っていないこそ出来るの絵なのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿