2014/05/12

雑誌”最初”の意味

http://diamond.jp/articles/-/9063

http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20140115-00034144-r25

http://newclassic.jp/12763

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89_(%E6%96%87%E5%8C%96)#.E6.96.87.E5.8C.96.E3.81.A8.E3.81.97.E3.81.A6.E3.81.AE.E3.82.A2.E3.83.B3.E3.83.80.E3.83.BC.E3.82.B0.E3.83.A9.E3.82.A6.E3.83.B3.E3.83.89

ネットのせいとか少子化のせいとか
雑誌の部数がどんどん下がるという話がよく聞いてるが
そろそろ飽きたので、逆転の発想で
”この時代で部数が増えている雑誌”を調べると面白い事を見つけた。

読者のニーズを応じるため、今の漫画誌は1つ事を忘れている。

今の漫画誌は、あんまり”新しい物”を提供していない。

この事、青年誌は特に目立つ。
長期連載になると絵もどの回も似てるものばかり
読者もコミックを待つばかり、雑誌自体は惰性購買。

本来、雑誌の情報は新聞紙の次にスピードが速いモノ。
そして”漫画新聞紙”は存在していないため
週刊漫画誌は理論的に一番早いの存在はず。

が、今の漫画は週刊誌ような出るのは早くでも
肝心の内容は”新しくない”。
月刊、青年誌に行くとこの現象はさらにひどい。

ネットと比べるとハッキリ分かる。

今の漫画誌は、”新しい物”でウリの気が全くしない。
どうぜネットと比べると遅いに決まっているので
”時代の先取り”を諦めてしまう。

紙媒体が駄目という以前そこがもっと重要と思う。
デジタルでも内容が古いなら意味がない。
形だけじゃ決めるものではないと思う。

”新しい”のは、スマートフォンなど目に見える機能だけではなく
中身の概念はより重要。
スマートフォンを使うのにゲームはテトリスような30年前のモノなら
そんなものは新しいと言えない。

この意味では、一番マシのはジャンプだと思う。
常に読者のアンケートが最優先のため
古い考えの編集は権力があっても
自分のやり方でゴリ押しなんてできない。

元々雑誌は”整理した情報”を提供しているので
とりあえず情報放出するネットと比べて”情報の選択”を
より精錬しなければならない。

編集者として時代の先を掴む。
先端の概念を取り込んで、今に生きる若い人のニーズを感じ取れ
それが雑誌を作るのに一番重要な事。

この事をできれば
デジタルでも紙媒体でもいけるはず。
(まあそれでも空間時間差が少ないデジタルの方が有利と思うけど

逆にそこ感じ取れない人では、いくら最新の技術を使っても
今生きる最中の人の感情を掴めないと上手くいけるはずが無い。

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