2014/05/16

漢字の墓場


この数日は漢字の資料を読む。
今度がラストなので、思い切り”全部”を読む。

そして凄く何も言えない気持ちが溢れてきた。

本当に大きい辞典を読むと分かる。
9割以上の漢字は読めない。
まるで暗号....いや文字化けを読んでると同じ。

ツッコミたい面白い漢字も多いが
面白いを思った以上、
”ああこれは漢字達の墓場なのか”と思ってしまう。

意味ですら残っていない字は割りと多い。
今となってこの世に理解できる一人さえ居ない。
誰も知らないが、残骸だけ辞書に残られた。

......ちょっと寂しいなと思った。

その字を作られた頃は
どんなの人に、どんな風で、どんなの想いで作られただろう。


今となって誰も知らない。


しかし大抵の”意味”はそんなもんでしょう。
時間の流れに、消えてゆく。

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