2015/04/01

条件付きの面白さ

ふっと思うけど、
面白い漫画や売れる漫画の話題で疑問が浮かんだ。

『この前提は子供時期からずっとワンピースなど読んで
日本漫画の文法を慣れる人達にとってじゃない?』
っと。

なんかズレがあると思う。
これ、条件付きの面白さじゃないかな。

日本漫画と似てなくてもいいという条件で考えれば
頭の中に浮かんだイメージは若干違う。

やっぱりドラえもん〜ドラゴンボール辺りの
作品が出てくる。それくらいストレートさじゃないと。

らんまでさえ、複雑すぎると思った。
小学生当時の俺でも理解できなかった。

時々『全然日本らしくない漫画、というかショートショート、
せいぜい絵物語の作品が売れる』の例が出るんだ。

日本の面白さと、台湾の面白さがなんか違う。
少なくでも今の日本漫画は
アニメ抜きで今の盛況を続けるのが不可能。

つまりあの条件は、アニメがあるそこできる。
子供はアニメ見ると基本的に
日本の面白さをほぼ無条件で受け入れると思う。
ある意味、もはや条件反射かもしれない。

それ別にいいけど
とにかく違うスタイルで攻める必要があると思う。

でもまあ正直、手元にあるシナリオは
8割以上は日本文法の漫画タイプのシナリオだし。

しかも、その2割のシナリオに
WEBで使えるシナリオはほぼないと言ってもいい。
難しいな。

俺の考えは、子供のためにシナリオなら
基本的にWEB漫画として見せる気がない。

情報の価値はすごく落ちた今
量産作品ではなく
しっかりに本当に価値がある物を作れないと。

そして、日本のスタイルでは提供できない価値を。
それこそ勝ち目があると思う。

これは内容より、方向性の課題と思う。

この意味では
Happy Paradiseが一番と思う。

俺描いた作品に 
日本の文法で描かない方が面白いの唯一のシナリオ。
あれなら絵物語スタイルで描くの方がマッチする気がする。

いつかヒントになると思う。

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