2015/04/20

漫画の絵とセリフ


よく『漫画はセリフではなく、絵で示すべき』
『セリフは読まなくでも漫画の内容を分かるように』
という話が聞いてるけど、なんかしっくりこない。

本当に無台詞漫画を読んでもなんか物足りない。
文字が必要です。
だって無声映画はあんまりないよ。

でもどういう形で?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B8

俺は漫画のセリフは基本的に『会話』というバランスを考える。
つまりモノローグはそれほど共感できない。
会話がない、絵で示すのがボディランゲージみたい意味。

絵は重要で比例も高いだが、
キーポイントは言葉です。
言葉が無いと漫画としてほぼ成立できない。

絵に関して、セリフに関して
情報として、感情として伝える。

大きなゴマの場合は両方にうまく組み合わせて表現できる。
そこが大体の漫画もわかっている。

で、小さいコマはなんだろう?と思わせた。

大抵の漫画はそれが『繋ぎ』の扱えて、
どうでもいい所に見えるけど
盤古を描くときに、こういうチマチマコマばかり
演出はほぼない、絵的にも特に魅力がないページが
割とある。でもそこが不重要と思えない。

俺は、こういう所が『小さい』を表現する所と思います。
もちろん『大きな』感情は魅力的だが
人間は生きるときに、実は小さいの要素が比例が高い。

小さい日々をしっかりを積み上げるこそ
チャンスが来るときに活かせる。

漫画はこういう大きな、小さいな感情と情報を表現する。
これは映画もイラストも小説違う所と思う。

同時に絵の大きさと形で、文字の大きさと形で
連続変化して表現するの唯一の芸術と思う。


映画は基本的に形を変えないし。
イラストは連続性がなくて基本的に文字がないし。
小説は基本的に絵はないし。
絵本は基本的に文字が演出しない。

こう思うと面白いな 。

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