2010/10/02

”本番に強い”の意味

ちょっと考えたけど、
”本番に強い”という事はなんでしょう?

大事な試験とか大きな試合の場合
普段通り、あるいは以上の実力を出てる人はどんな人だろう?

よく聞いたのは、リラックスして緊張しないの方
練習で身に付けた力そのまま出せるとか、
それもあるけど、なんかそれだけで説明を付かないの気がする。

それで、ある説明を見ました。

本番の実体は、タイミングのことなのです。

つまり、例えばイチロー選手がどんなにすごくても、
実際にすることはほんの一瞬自分の近くに来る球を打つだけです。
しかしながら、その一瞬に打てなければ、
イチロー選手の全生活は否定されてしまうのです。
 
その一瞬に打つだけで、イチロー選手は大金をもらえるのです。
それが家でできても意味がないのです。
つまり、人間はある一定のタイミングのときに
ある行動ができるかどうかが、評価を分けるのです。
 
このタイミングのことを、本番というのです。
人生のほとんどは何もしません、つまり本番ではないのですが、
ある一定の期間内にある一定の行動をしないと、
人間は生きていけないのです。
   
延々とプランを練り、すばらしいプレゼンをし、
それに従って開発をスタートする。
このあたりまでは、本から学んだ通りになることもあるが、
実際に開発が進み出すと、予想通り行かなくなるのが常だ。



どんなに沢山の情報があり、
それらから理想の開発方法を考え出しても、現実の環境は厳しい。
人、技術、予算から社会環境まで、
条件は微妙どころか大いに違う。

理想と現実の違いを知って、現実にどんどん合わせて行ける人が、
本番に強い人ではないだろうか。



 
........という訳で、そういう事らしい。
この2つは結構重要と思う。
 
本番はどうか分かりませんが、盤古の連載は確かに
この2つで助かれた事があります。
 
連載を始めると、きっと予想と現実の差を感じてくる。
そして良いタイミングで、修正を効かせれば
連載を良い方向に転ばせるのだ。
 
予想と現実の差で慌ててしまう人は半分その場で諦める。
残り半分は、出来るだけ早めに修正しても
タイミングや修正軌道を掴まらないまま終わってしまう。
 
そう、多く回数のチャンスと時間を与えれば誰も出来る事を
その一瞬に正しい判断を下す人は
”本番に強い”の事と思う。
 
だったら、練習はこういう意味ですね。
 
その”一瞬の判断”を0.5秒だけでも縮むために、
たくさん練習(下積)が必要なのだ。
 
..........よく考えたら
冗談抜きで俺の場合は殆どいつも本番だ。

ミスくらい許せるけど失敗を許せない。 
1回でも失敗したら、この仕事を続けることは出来なくなる。
もう、やり直しの時間が持っていないから。

少し休憩を取ってもう一度に条件を整えて、次の連載を......
など悠遠な事を考えられない。

せめて本番に弱くないくらい力に付けないと
既にもう何回も死んだ事かもしれない。

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