2014/06/30

腐ってなっていく魂

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E9%BA%A6%E7%95%91%E3%81%A7%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%BE%E3%81%88%E3%81%A6
ライ麦畑でつかまえて

素朴の感想は、”面倒くさいなこいつ”。

でもテーマは結構気に入た。

トムは、12歳の少年で幻想に通じて冒険したというなら
ホールデンは16歳の少年で幻想は現実に通じなくなる、
子供に居られない、大人へ階段も見つけずに
魂が腐ってなっていく少年だ。

精神不安定の状態は凄く面倒と感じさせた。

考えたくない事と関わると露骨に”思考が欠落”
まるでキーワードだけ避けてその外にグルグル空回り。

あ、こういう事ならよくあると思った。
自分ももちろん、他の人にもよく見た事がある。

本来、人の思考はこんな風で分かる訳がないが
本当にそういう経験があるんだ。

別に難しくない事はずなのに
説明は完璧に通じなく、常識レベルの言葉も理解できず
相手は頑固にワガママで自分が欲しいものだけ握る。
まるで思考がフリーズしたように。

凄く大人気ない。小学生並みのレベル。
その時は初めて知った。
外見や知識、頭の回りが良い、どう見ても大人の人でも
心がしっかりした大人と限らない。

心の中に、どこが壊れた子供が居るかもしれないの事。



この世の全てが嫌い。偽りが大嫌い。
子供が大好き。ずっと大人になりたくない。

でもだからこそ
無理に子供の自分が子供のまま放置してたから、腐っていく。
そんなの状態じゃ、”正常の子供”は決して生きられない。
”壊れた子供”になっていくだけ。

まあどちらで言えば、俺はこういうタイプが嫌いけど
シチュエーションとして使えそう。

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