2015/06/12

授業の下半期

ちょっと整理する。
前半は基本のネームを慣れるため授業だが
後半になると投稿用の授業になるのでちょっと複雑。

あらゆるジャンルの作品を対応するために
様々なマンガ短篇集が必要。
少年マンガと少女マンガ、そして青年マンガ。
最低でもこの3つの方向性をカバーしないと。

一番基本のは、
学生は自分描きたいジャンルを見つける事。
描きたいモノを見つける。基本だけど時間かかるかも。
これ出来ない人が出るかも、でもこれですら出来ない人は
興味で描くでも難しいので。

2番目はあのジャンルの作品を慣れる事。
描きたいモノを描き切る。
ここまで出来るだけ全員やってほしい。

3番目は描き切った上に『面白さが伝える』方法を身に付ける。
ここまでやらないと同人でも厳しい。

最後はあのジャンルの投稿対策。できれば連載を意識する 。
まあこれできる人は大体2割程度だが、
本当にレベル高い学生ならこれくらいやれそうで
教えてもいいでしょう。


キャラの授業に関して
1番基本のはキャラのバリエーションを増やす事。

キャラのパターンが少ないなら先が絶対詰むだから。
興味で描いてもある程度の幅が必要だし
マンガではなくイラストを描いてもこれ結局必要になる。

2番目は複数キャラの使いこなす。
キャラの掛け合いと人間関係を表現できるように習う。
まあこれ同人でもこれくらい出来ないと話にならん。
そしてこれも投稿や新人賞に必要な能力なので。

3番目は感情の幅と人間観察の幅を広げ。
プロになりたいなら独自な感情の解釈が必要。
特にマイナスの部分(普通の人間が向き合いたくない、逃げたい部分)
自分なりの把握法が要る。
だから悪役が苦手な人でも描けるように勉強させたい。

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