2015/06/20

やっぱり映画の本を採用しない

今日は漫画描き方の連載コーナーのネームを描いてる。

ここ辺りに
『物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』
の内容を入れてみようと思ったが
やっぱり違和感が強くて、使わないようにしました。

小池一夫先生の理論の方がしっくりくる。
漫画のキャラとしてね。

あの本は本当に映画専用みたい物。
キャラまで映画用パターンになっているので
漫画とのズレは結構ある。

で、とりあえずキャラパートをできるだけ進めてみた。
今回の3連休はこの3ヶ月に数少ないの長い休みので
ここで一気にネーム10回ほど書き溜めたい。
下書きも出来れば4回ほど描きたい。

正直気持ちはちょっと微妙だけど。
もちろん漫画がすごく描きたいけど
丸々3日を描いたらその後は延々と続く仕事が待っているのでキツイ。

休み1日をとっても何をやるのがよくわからないし。
ああ迷ったら時間のロスだけだし、困るなぁ。
 今回の話は会心の一回と思う。 主人公語り。

2つパターンの主人公(ヒーロータイプと凡人タイプ)
うまく1つシーンに組まれて
その上に好きな怪物も描けるしわーいお得。

俺はああいうハリウッドのシナリオ本が
主人公をどうしても『英雄』として作り上げる姿勢が感心しない。

主人公の意味はヒーローじゃないと思う。絶対。

『一番成長したキャラが主人公』という点も間違っていると思う。
この理屈ならダイの大冒険の主人公はホップになってしまう。

ジャンプの作品では
主人公がスタート時点がレベル50のケースが割と多く
だから成長はそんなに見られない。 (特に心理面
それでも描写が多ければ主人公になると思う。

神話も童話も、主人公は
『あくまでも話の中心に居てだけ、必ずヒーローであると限らない』
と思う。

だから日本語の方(主人公って一番メインの人の意味で)
が物語の本質に近いと思う。

いくら売るために最大公約数を求めるとはいえ
物語の本来の姿を歪めるのが考えるもんと思う。

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