2021/06/21

一軍と二軍、そして

眠れないので日記。

そういえば、蒼天のソウラはなんと地味に17巻まで続けてる。
読んでいる人はあんまり聞いてないけど、
すでに8年も安定に連載していた。

中島さんは色々記憶が残された作家。
切法師は結構好きなので、2巻打ち切りでも
次回作をとても期待していた。

で、あれから5年間にほとんど読切で
そのあとはやっとコミカライズに繋げていた。

正直に疑問を感じた。
あれだけ才能を感じる作家なのに、ジャンプに二度と現れなかった。
数本の読み切りを増刊に載せたが
それでも本誌に戻れないことは、アンケートを取ってなかっただろう。

蒼天のソウラはドラクエのコミカライズだが
そんなに興味がないため、ずっと読んでなかった。

言い方は悪いけど、出版社にとって中島は二軍扱いかな。
画力を買うけど全体的にオリジナル作品で売ることができない作家。
なので、「個性がいらないコミカライズ」に仕事を
振り分けるのが最適と思われるかもしれない。

そういう意味では、仕事の世界の厳しさだなと思わせた。

一軍ような、個性を発揮しつつ創作の達成感を感じながら
ヒットしてたっぷり稼ぐことは出来ない。

でもそれはほとんどの作家にとって当たり前。

かつて週刊で描いてた一軍作家でも
歳を取ったらスピードも下がって、
ヒット作品出せなくなったベテランは
増刊にひっそり描かせることもよくある。

ヒットこそ出ないが、細々描けて
固定ファンがあるから商売できる程度の売り上げで
老後までゆっくり描く。

大手週刊誌ような華やかな舞台は、若い頃にほんの一瞬の輝き。

スパイファミリーような作家が
40代で成功にヒットするのもあるけど、
やっぱり作家性は『今風』を掴む必要があります。

絶対可憐の椎名先生は2作ヒット作、
累積は軽く1000万部以上の実績なのに
この発言を見るとそれほど余裕がない印象。
印税だけ計算すれば稼ぎは5億も超えたはずなのに。

漫画家は大変だな....

さらに、短期集中連載ですら色々が夢ような遠い新人にとって
今の商業誌で生きるのは本当に難しかった。

だから他の方法を見つからないといけない。

https://note.com/yoshidatakashi3/n/n1985dc2629d3

お悩み相談「電子書籍で漫画を売って暮らしたいです。」

『会社で働きながら副収入として
稼ぐならとてもいい収入になるかもしれません。』

そんな感じなのか.....バズったのに、稼ぎは5桁中盤程度か。

色々を手探しないと....

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