2011/05/20

凄い作家は傍に?

昔、ある知り合いはそう言った:
”考えてみよう、もしかして鳥山や尾田は隣に仕事しているなら
誰もきっと怠けない、より良い作品を描くためにもっと頑張るだろ?”


.........そんな話はある訳ねえだろ、その時に既にそう思った。

そのあと、何人の知り合いと一緒に漫画を描く事があって
一応既にプロになって連載を始めた頃。

で、原稿を描く俺の傍に平気にゲームをやっている人でさえいったぞ。
もちろん俺は鳥山や尾田と比べて雑魚に近いだが
駄目な人は凄い人の傍に居てもそんなに変わらないと思う。

最近、もうちょっと違う経験があった。

連載を頑張って目指す友人と一緒に描く!という話でスタートはずだが
時間経てると来なくなった。

みんなは自分の仕事が忙しいかなと思って
でも映画くらい観るほど暇がある.......変と思ったら

”行くのはちょっと怖かった。お前は先生みたいもんだし。”

.................え。

いやいやいや、叱る訳じゃないだろ。

でもよく考えれば、理由は分かったかも。
俺はちゃんと毎日原稿を描いてる、仕事を結構専念するから
ここに来ても気軽く話す事が出来ない。なんとなくプレッシャーが感じる。

少なくでも”楽しくワイワイ話しながら原稿を描く”の雰囲気じゃない。


.............だったら、最初の友人言った事と真逆になるじゃん。

俺のレベルでプレッシャーを感じるなら、
鳥山や尾田ような週刊連載の仕事環境に居たら
勉強して頑張って良い作品を描くのところが、
きっと耐えなくて逃げ出すじゃないか。

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