2014/10/23

どうでもいい好みで

新人賞は落ちた人がいる。
うーん、あの作品は結構いい線と思う
佳作くらい取っても当たり前くらい。
だけどオリジナル足りない以前、絵柄が古いと言われた。

別に古い言われるほど絵柄じゃないよ。
流行ったスタイルじゃないけど、
あの人はワンピースやキングダムが好きだから
ああいう絵になっただけ。
あれが古いなら長年のヒット作は全部古いだろう。

やっぱり賞というものは”期待”を込めて与えたもんか。
ただ実力に応じて与えるものではない。

道理で 、なんでこの奴が賞を取ったのに
あいつ同じレベルなのに取れなかったと例が多い。

俺はああいう割とどうでもいい細かい所までの指定が
結構厳しいと思う。
絵柄の修正は結構時間かかるし、
せっかく絵柄を直しても、この先に編集の一言で
 ”そうだな、今年雑誌はスポーツが欲しいのでそれを持ってこい”
と言われると、まだジャンルの勉強で時間の無駄になるだろ。

こういう階段になると結構運が必要。
運というより、あの作家の”使い道”を
知っている編集が居ないと、作家はいつまでも待つしかない。

こればかり作家はどうしょうもないな。
特に投稿新人が多く、そして連載枠が少ないなら
どうしても”実力が良い作家が気付けされない”確率が上がる。

日本はこの意味でかなり厳しい。
ただでさえ新人の価値が下がるのに、
その上にこういう点は運任せと等しい状態で
色んな時間の無駄が避けられないだろうな。

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