2021/07/18

正義の傲慢

 この話を見て、なんか微妙な気分。

まるで「正しい方は許せない権利がある」の言い草。
なんか違う。

天動説は絶対正しいの頃に地動説を迫害しました。
正しい方なら相手を許せない権利がある、何をやってもいい、
こういう価値観を体現するのは、魔女狩りような悲劇。

例えば、飲み物をこぼして相手の服を汚した
相手に賠償した上に謝りました。そんなときに
『許せない、なぜなら私は被害者だから許せない権力がある』
こんな事を言ってもおかしいだろ。

相手を許すのは被害者側の権利と言っても限度がある。

法律だって全て犯罪に
『被害者は許すと言ったから全て白紙撤回できる』
なんていかないだろ。

大昔に漫画描いたエピソードに
『お前を許せない!』という言葉に
悪魔の返事は『へえ、許す権利は君にあったのか?』

そのときには勢いで描いたセリフだが
今で思えば、妙に考える余地があった。

そんな単純なことじゃないと思った。

声の形の物語に、色々考えさせました。

被害者ように見える人は加害者の側面を持っている可能性はある。
そして逆にもあり。

そのことを含めて考えないと、余計な被害者を増やすこともある。

正しい価値観なんて多数決に過ぎない、
そんなもんは数十年で全て変わる。
そんなに言い切れる方がおかしい。

子供のときに読んだ少女漫画の読み切り、
あるセリフは一生忘れない


『泣いた方が正しいと限らない』

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