2011/02/14

回想のテンポ

文章数500達成~

88章ネームスタート。
2日も考えたからかな、スムース進める。

過去篇のテンポは普段より速いのは普通だけど
最初の2ページはちょっと悩んだ。

ボイスオーバーだけ使って
キャラのセリフは一切に使わないと案外に余計な部分を減らした。

普通の描き方じゃ、キャラ紹介や話し合いも描ければ
3~4ページくらいかかる。それじゃテンポが狂ってる。

この辺りはある程度、微妙なサジ加減を要求される。
1ページだけの話かもしれないけど
こういう所はテンポを大きく影響するから上手く描けるといいな。


中盤地点はちょっと迷った。言いたい事はあるけど、
霍安は基本的に自分の気持ちでも理解できないから言えなかった。

だから今回は遠い回しの描き方で行こう。
余白は上手く使って、描かなくでも連想させるように描いてみる。

この辺りは丁度、知り合いのネームを見た時の疑問ででもあった。
ストーリーに必要な設定を描いてるだけなのに
どうしてもセリフがうるさくて読む気がならない。

かと言って俺はどう描くと聞いても答えは出なかった。
でも今は言えるかも。

簡単で言えば、ストーリーに2つ事を描きたい
例えば”1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12”と”A.B.C.D.E.F.G.H.I.J.K.L”
を描きたいなら

そのまま”1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12”と”A.B.C.D.E.F.G.H.I.J.K.L”を
描いたら、読者にとってうるさい。

しかし、もしかして””1.2.3.D.E.F.7.8.9.J.K.L”で描けば

読者は自然に”あ、このD.E.Fは4.5.6の代わりなのか”
として読めます。

描いた情報半減したが
裏を読める人なら理解できるし、裏を読めるの楽しさも増えるし。
裏を読めない読者にとって、情報半減だから読み易くなる。

こういう理屈は上手く説明できないけど
本当は結構役に立つです。

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