2011/06/26

貧乏神の昔話

http://blog.goo.ne.jp/oshiete_watcher/e/eff7a4e2d67d0d40caa33318925123a1

貧乏な家庭は、子供作っちゃだめですか?


この話を見ると、なんかさ......
こういう理屈は成立すると、
戦後の家庭は殆ど子供を作っちゃいけないになるじゃないか。


まあ、その話は良いとして
貧乏神になりたかった韋大空の話はどうでしょう。

彼に居る家は貧乏になる。
金持ちの家に変わってもすぐに貧乏になる。

この意味では、彼だって最初は苦しかった。
好きで貧乏になる訳が無い。
何故がわからない....行く所に必ず貧乏になる。
つまり韋大空はいつも腹減っている。

でも、こうなると彼はきっと様々家庭を見る。
貧乏で喧嘩する夫婦、貧乏でも頑張って幸せでいられる夫婦。
金持ちだった、貧乏になる夫婦。

そうになると、面白い話になる。
貧乏神の判断でその家から離れる権利がある。

じゃ、そのタイミングはいつ?
普通の考えは”努力を始める”頃だ。
貧乏神は、怠け者が好きだから。怠け者ではなくなると離れる。

しかし.....ここで日本の昔話を思い出した。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/7211/Japanese/binbougami.html

俺はこの話を見た時は凄く感動した。
 
よく考えれば、貧乏神の性質上が”善意”をもらえない。
だから貧乏でも、貧乏神に居ても良いと言う人がいれば
貧乏神でもかなり嬉しいでしょう。
 
でも、貧乏神にとってこんなに良い人なのに
傍にいると逆にずっと貧乏させる。
 
韋大空にとって、それはそれで困るでしょう。
その後数年、その家に主人は貧乏のまま死んでしまった。
 
あの人に”貧乏だけど幸せ一生だった”言われても、
韋大空は納得できなかった。
 
そんな時に羅剛と出会えて、地獄に行きました。
 
この条件で考えれば、
韋大空は恐らくまだ”貧乏神”の意味を見つけていないでしょう。

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