2011/06/27

めだかボックス考察

最近の展開を見ると、薄々感じる。
ノットイーコル(悪平等)はどういう事。

俺の考えては、
安心院は”人間の集合体”。
めだかは、”人間の理想像”と思います。


安心院は1京の能力を持っている。
自分以外は全て同じ。ずっと生きている。
分身がある、しかも何億。

これは、彼女が”人間の集まり”として考えれば辻褄が合う。

数億の人間ならあれほど能力があるもおかしくない。
人間は自分が大好き。種族がいるかぎり死なない。

だったら、安心院はめだかに勝てない理由も辻褄が合っている。
いくら人間が何億が居ても、”理想”に勝てない。

めだかの序盤の設定を考えれば何となく理解できる。

いつも人間を真似している。”完成”の能力が持っている。
能力の割りに影響されやすい。欠点さえ完成する。
中身は真っ黒。
理想主義すぎて、人が付いていない。

.......俺の考えでは、めだかは最初の頃、人間ですらない。

人間、最初の頃に”理想の人間”という理想のイメージが無い。
しかし思考の次第で、その理想像が生まれてきた。

その理想像は最初が完璧で欠点がない。
しかしそんなのイメージが普通の人間にとって意味が無い。
なれないし、出来ないから。

”理想の人間”の定義は、時代進む度に変わるんだ。

だから、めだかボックスのラストエピソード、テーマが
”人間の全体像と人間の理想像と人間個体の関係性”と思う。

だったら安心院はめだかの敵ではない、仲間でもない、しかし関わる。
という概念も理解できる。

人間全体は、”理想”を見つけてという課題がある。

しかしその理想はおそらく誰もなれる訳が無い。
”理想自体”になれる必要も無い。

が、その理想像が人間の中心で、様々の人を影響する。
欠点ばかりの人間も、普通の人間も、異常の人間も、
そして”全体の人間”も。

それにそんなの人々も、人間の理想像をさらに進化させる。

互いに高めて。繰り返す、繰り返す。

人間達は、いつか理想になれる。
理想像は、いつか人間になれる。


多分こんなの話と思う。

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