2014/03/16

手応え

今日は知り合いのネームを読んでアドバイスをあげる。

今回の作品は今まで読んだ作品にページ数一番多い(50オーバー
構成も情報も一番複雑のケース。

”あくまでも知り合いの見解”の程度を上回り
本物の編集者の打ち合わせレベルになった。
手応えはあって、良い経験になった。

今回の感想は
”隠れた光るものを見つけて、しっかり光らせた道を決める”
という編集者の醍醐味を感じた。

キャラの掛け合いと配置を考えて
ピンとこない、パッとしない所を1つ1つを探して
メインキャラはどうやって見せ場を作って
サブキャラはどうやってサポートして盛り上がる。

足りない所を強化させてより鮮明によりドラマチック。

本来のネームでは、どうしても主人公は目立たない
ただ弱気に巻き込まれるタイプのキャラだったが
1つ強化できるポイントを掴んで
充分のページ数を与えてパワーを与える。

ただ巻き込まれるキャラは一気に
”キーパーソン”に変身したカタルシスが生まれる。

悪役の行動も修正。悪役は中途半端の感覚で
悪い事をしたのに悪意を感じられないため、
イベントの順番を入れ替わりしてより悪意を感じさせる。

そしてキャラの気持ちをしっかりに伝えるように
必要のページ数を追加する。
そのために中途のイベントは1つほど減らして
段取りよりシンプル、パワーを集中できるように
調整させてもらった。

一番の実感は、キャラとイベント配置の変更による
キャラの魅力をあげて感情面も充分の素材が整えてた。
その力は10点追加点くらいネームの力を付けた感じ。


なるほど、今まで盤古のネームを描いてた時は
ずっとこういう工夫を他人からもらったのか。
今回はやっと初めて人の作品に同じ効力を生まれた気分。

本当に勉強になりました。
とても楽しかったよ。

次回はもっと上手く行くの気がする。
他人のネームでも自分のネームでも。

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