2014/03/05

機甲盤古最終回

http://www.comibook.com/cb5048

139章はアップしました。今回は最終回です。

練習作も含めればこれは人生通算の3度目最終回を描いた。
あ、聖剣も含めれば4回目かな..

盤古の出来は文句なし、かなり楽しかった。

作家はずっとピークを維持できる訳が無い
俺の考えは殆どの作家の最高状態は10年で限界
あとは少しずつに落ちていく。

凄い作家は2作3作連続、20年以上に渡って
ずっと良いレベルをキープ人もいるけど
あくまでも天才と限られると思う。

そして家庭の問題で、正直途中は2回くらい駄目になりそう
あの時に心が折れるもおかしくない。
この連載は無事に最後まで持ちましたのは割と大変でした。

この意味、一番大切な時期で描かれた作品は盤古のはよかった。


テーマや文字幻術のシステムもよかったけど
漫画自体に一番凄いのはキャラと思う。

旅路篇前半のキャラくらいは連載開始前で作ったが
その後は全部その場で作ったキャラばかり。
特に科挙篇、馬賢が登場したあの回ではキャラまだ固めていない。
それでも最終的に良い答えが見つけた。

殆ど科挙篇のキャラは臨機応変で作った。
なのに一人一人の出来は生き生き。

今で思えば、キャラを作るに一番重要のは時間でも資料でもなく
”人”をどれくらい考えてたのは大きかった。

不思議なんだよ。
苦手まで言わないが、人と付き合いのはどちらで言えば
得意じゃないの方なのに。

でも妖怪まで描くとなんか色々幅が広げないと書けない。
妖怪も”良いやつ”があるような描き方ではなく
”ああいう奴はああいう生き方”なんだよ、ようなバランスで。

それはある意味、無理に色んな人を好きや好かれるではなく
有りのまま、色んな人の性質を素直を感じるの事かもしれない。

この10年は大変だったけど、本当に楽しかった。
決して二度と来ない時期が終わりました。


138章はキャラ全員の話なので
今回はレギュラーの締め。

......だったら魏恩だけ出なかったのはちょっと残念だけど
今回はあくまでも”魯泉と盤古”の話だし
全て要素が満足するのは難しくて....



ああ、これから何処に行くかな。

本当によくやった。どこに旅でも出ようかな。

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