2014/03/01

ネームを直す際のポイント

http://togetter.com/li/447712
『ネームを直す際のポイント』

漫画編集者には5つくらいの段階があります。
1)何もわからない人。
2)面白いか面白くないかはわかる人。
3)どこが面白くないかがわかる人。
4)どこが、なぜ面白くないかがわかる人。
5)面白い修正案も言える人

この話は考えさせた。
そういえば編集と作家は同様、長所と弱点がある。

例えば俺はバトルシーンのボツが少ないだが
心理描写や情報提出のネームは問題を現れやすい。

だったら編集も同じく
バトルを直す能力が弱く、心理描写が得意のタイプがある。
その時にネームでは”安心に任せて”の部分は分かる。

極端の話だが
知り合いはラブシーンのセリフが結構苦手
その時に絵を描くだけで
男女の告白セリフは全て編集に丸投げした事が見た。

まあ作家としてそれはどうだろうも思うが
実際こういう事は可能という訳だ。

編集は変わるとネームのバランスは変わる作品はよくある。
それほど露骨に見えるもんじゃないけど
”担当が変わった”と言った漫画家はその前後の漫画を読めば
ある程度に分かると思う。


そしてちょっと別の話。
ネームは色々要素がある。
基本がしっかり出来た作品は結構ある、
しかしそれだけで面白いと思わない。

でも何故?

今の所、”精度”と”強度”がキーポイントと思う。

例えばワールドトリガーのネーム
強度はどちらで言えばまだ充分じゃないだが精度が高く、
ソウルキャッチャーズのネームは
精度はやや低いだが強度が高い。

出来れば両方を持ちたいだが
とにかくせめて1つ所だけを得意でやりたい所。

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