2014/08/17

子供はそんな風で

子供
"しっかりに働けよ大人たち。
俺たちが遊びたいから。"


昨日にふっと思い付けたセリフ。
妙に面白いから記録した。

ある意味、それは当然な事実かもしれない。
だからこそ遊ぶばかり
働けない大人は社会に差別され続けていた。

でも大人は子供を叱るが、大人はあんまり大人に叱れない。

だからこのセリフは、子供が大人を叱るんだ。

もちろん大人だって遊ぶ権利があるが
まあこういうセリフは雰囲気重視だから細かい所がいいんだ。


正直、俺は子供時期の気持ちを半分くらいしか覚えていない。
こういう生意気の感じをハッキリ書けるは
実は小学生の先生を務める時期に覚えられた物だ。

その時も若いだったが、もう22~24歳の頃
青いと言っても完全に大人なんだ。

その時は多分今よりもっと子供の気持ちを覚えてたから
教えるより、遊んであげる気持ちの方が強い。

でも先生の仕事は距離を置いて子供を”管理する”もん
だから結構悩みました。

そしてある意味、大人と子供は対立する立場と思いました。

子供はルールを覚える以前、
大体まず何度もルールの境界を”踏める”。

だから大人はそのイタズラを叱るんだ。
叱らないと、子供はルールの內側に居られない。
割りと重要な仕事なんだ、それ。


子供はそれでいいんだと思う。

こういう物は、子供の役割は自由に遊んで
大人の役割はルールを破る時にだけ叱ってあげよう、の事で。


子供は遊ばないとあらゆる能力は成長しない、

でも逆に言えば、大人の遊びはその機能は備えていない。
大人の遊びはリラックスのためだ。

”どこでもいける、何でもなれる”という言葉は子供のため。

そして精確に言えば
人間の子供に遊べる時期も10年前後だ。

ダメな大人は30年も40年も遊べるかもしれないが
基本的に、こういう遊び時間は大体そんな感じで限られていた。


ああ、最近ダメな大人が多くて遊ぶだけで働けない
だから世界を滅ぶなど、俺は全然思わない。

だからと言って、大人は満遍なく遊んでもいい
ゲーム漬け廃人になっても大人の自由とも思わない。


今の時代に資源は充分にあるから
”あらゆる錯誤の容許度が高い”だけなんだ。

俺にとって
生計に苦しめない遊べる人は羨ましいかもしれないけど
”働けない大人”なら一度でも羨ましいと思わない。

荒川ほどキツくないが、働けない人は普通に情けないと思う。

そして環境の資源が再び減ると
ダメの大人は自然に消えるか、真面目に働くようになるかと思う。

この世界の調整技術とバランスは凄いと思う。

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