2020/11/29

ネガティブを消化

この本を読み続けて、これを見た

https://toyokeizai.net/articles/-/390826

あ、なんとなく
「今はみんなはネガティブを消化していない」という感想があった


小学先生をやっているときに、地味にそれを感じました。
今の時代、子供は本当に宝物並み扱い。
叱ることも責めることもかなり許されない。

教員のストレスが昔より多いのがわかる。

ネガティブはね、一部に使える所もあるけど
でも多い部分は「自分なりの処理して捨てる」手順が必要。

つまり、自分でネガティブを消化できない人は
『自滅するか、そのまま周り人に押し付ける』形になる。

これからの時代では、これは地味に大変そう。

モンスタークレーマーとか過保護の親とか
一人で楽で結婚したくない
老後3000万あればいい考える人とか
こういう「嫌なことから逃げ続ける」や
「叶えない幸福を追いかける」人があんまり多くなると
そのストレスはゴミがゴミ箱から溢れるのようになる
周り人に被害を与えるかもしれない。


この話題で面白なことを思い付けた。

今の時代は「相対的にネガティブの物語」を処理にくい。

読者の点はいいとして
作家は『ネガティブ感情を克服』の経験が少ないなら
『ネガティブを魅力的に描けない』。

今日は
「私はシリアスなファンタジーを描きたいのに
担当さんはずっとラブコメの話を描かせたい
それ練習すべきと言われる」

感じ作家の愚痴を見た。

昔にこういう作家を担当した事があった。

どう見てもシリアスを描く力がないから
ラブコメを強く勧めたのに
ラブコメの話は2話しか続かなかった
連載始まったら作家は勝手にシリアスバトルを強行した
あげくつまらなくなって10話打ち切り。

手塚先生ような戦争経験者にとって
「ネガティブを乗り越える」技術はもっている
でも近代の平和世代ではそれをできない人は相対的に多いと思う。

そこに物語の作りに影響すると思います。

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