2011/03/21

アシスト

若木先生は”連載は一番難しいのはスタート、二番目はラスト”....


今で考えれば、本当にそうだったかも。

序盤でどれだけ読者を引き込めるのは勝負の難関。
2話目以降は、1回目で貰った読者から増やすのもんだから
基数の1話目が多くほど有利です。

宣伝や大部数雑誌は初期の基数を影響する。
だから作家にとって大部数の雑誌で連載する方メリットが大きい。

もちろん、作品はつまらないなら2話目以降、読者は減る。

1話目以外、コミック出る時は2度目のチャンスも言える。
正確で言えば、この2つチャンスを逃したら
連載はほぼ成功できないと言える........

”掴み”は難しい。宣伝はある意味金を払えればできるが
作品自身は読者を掴まらないと結局上手く行かない。


が、
2話目以降は、1回目で貰った読者から増やす

この意味は物語り自身の”毎回面白い”のネタを出せるかどうか
に掛かっている。

極端論で言えば漫画はキャラクター。
上手く次々とキャラを立てれば、キャラとキャラの互いに触り合い
能力を見せて、そして活かして、
それだけで前半はキャラの動くで毎回楽しい。

言葉で言うのは簡単だけど
ストーリーは上手く”路線”を示せないと、方向を上手く決めずに
キャラの行動意味と意識は曖昧になって魅力半減する。

ギャグ漫画ならキャラはギャーギャーで騒げてもいいけど
ストーリー漫画は”何かが”を向けて進めないと焦点が失う。
重点は”向かう”。

これは案外、気付かれていない。

その”方向”自体は作品の魅力や売りになれないけど
作品のキャラを活かす条件を揃ってくれる、黒子のアシスト役目なんです。

ゲームで言えば、プログラム以前..........決勝ルールを決める事。
それも含めて、連載スタート前に考えるべき事。

ある意味、これを上手く出来るかどうか
作品のスケールが5巻で止まるか、20巻を耐えるか、
構成的意味を作品を影響する。

だから、連載はスタートの方が難しいです。

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