今読んでいる資料、仕事と関わる部分は
歷史と神話の問題にかかっている。
つまり、ファンタジーの割合。
どこまで歴史として描くのか、どこまでファンタジーとして描くのか。
基本的に、盤古はほぼ完全にファンタジー。
漢字の部分だけ現実の歴史通り、それ以外の正確性は1割程度。
乱暴で言えば、まあ中華モノに見えると良い。
でも正確性が高く作品を描くと話が違う。
そして資料を読む時はちょっと面白い考えがあった。
歴史漫画のは、神話とかファンタジーとか
入れないように決まっているけど.........
”神話は存在している。”
こういうスタンスは資料を読む時に時々伝えてくる。
多分、神話は”ニセモノ”ではない。”本物”でもないが、
真実とか嘘とか、神話にとってあんまり関係ない。
神話は周りに存在しているだけ、それだけでいいんだ。
つまり俺が言いたいのは
歴史の話の中に、神話があってもいい、ってことだ。
時代は混乱していても、人々は戦争していても
商人も先住民も宣教士がいても、全てが構わない。
その中に、ひそかに”神話”が生きている、歩いている。
そして人々が気づけても気づけなくでも、神話は居る。
あそこに居た。
俺にとって、歴史と神話はそんな風で交錯していくと思う。
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