2014/12/22

児童マンガの意味

ちょっとコロコロなど児童誌を読む感想。

うん、ある意味は出版社の編集は
”児童マンガを作らないといけない”の考えはあると思う。

今の方向性じゃ、大人のためマンガを作っても
オタクマンガだけ伸ばして縮小していくだろう。
子供がマンガを読まなくなると
漫画という娯楽はうまく続けないだろう。

でもある意味それは正解じゃないと思う。

手塚先生やドラえもんの気持ちの方が正しい。

”児童マンガを作らないと漫画が消えてしまうから作る”ではなく
”児童マンガを描きたいから作る”、の方が遥かに正しいです。

この点についでは説得は極めて難しい。

正直、この数年に作家も編集も真っ直ぐに
”児童マンガを作りたい”という声はほとんど聞こえない。

その上にネットとデジタル化の要素も含めると
かなり難しいと思う。

...........そういえば、児童マンガ雑誌でフルカラー
というコンセプトはありそうでなかった。

漫画雑誌はモノクロがメインというイメージが強いな。
コロコロでもカラーページが全部ゲームやおもちゃに使って
漫画はカラー連載がない。

でも手塚先生のその貧乏の時期でも
児童誌は精一杯にカラー漫画を載せた気がする。
なお現代ならもっとカラー連載漫画を作ってもいいじゃない....?

俺は基本的に漫画がモノクロは良いと思うけど
エロ漫画と児童マンガだけ例外と思う。
あれどんどんカラーで描くべきと思った。

まあそれ以前の問題かも。
あれだけ漫画誌があるのに、
児童漫画誌はコロコロ一強で最強ジャンプで辛うじて残っている
この状態は異常すぎる。

みんなもっと作ろうよ、児童漫画誌を。

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