2014/12/25

物語の法則

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この本を読んだ。
昔話の形態学とか結構良いこと書いてる。

基本的に正しいと思うけど、なんか妙にイラつく。

原因はこの本は”この世に全て物語り”と言いながら
実際に物語の作り方は”映画用”だから。

映画2時間の長い物語ならこの方法は有効だが
短くほど話はこの方法が当てはまらない。

つまり、漫画の読み切りを描くの場合
この本はそんなに役に立たない。

そして連載でもシリアスの話じゃない限り使いにくい
ラブコメやギャグ漫画も使えない、
16ページ完結のショートショートもだめ。

じゃ漫画の意味では半分も使えないと言ったところです。


確かにこの本で書かれた要素は心の琴弦を触る物が多いが
”映画ヒット作はこれらの要素がある”ような言い草だから
じゃ映画ヒット作以外は?と聞きたくなる。

一言で言えば
俺は”ヒット作のシナリオを作りたい”わけじゃない。
ただ”色んな物語の作り方が知りたい”なんだ。

大きなヒーロー物語も神話も、物語の1つ分野に過ぎない。

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