2014/12/24

ネームの直し方ミニまとめ

一番ネーム添削をやった知り合いと話しました。
ちょっとネームの直し方をメモ。
今までやったけど、方法論として整理したい。

まずは、”何を伝いたいを確認”。

これは多分一番やるべき事と思う。

かなり手馴れの描き手じゃない限り、たとえプロでも
伝いたい事はあやふやのがよくある。
俺だって同じだよ。

伝いたい事を、間違い方法で描いたら
伝える気持ちが変形しまうから。

そして2つ目は、伝えたい事があっても
”あのテーマの設定が妥当かどうか”。

例えば”嘘がよくない、嘘つきが死ぬべき”
というテーマを伝いたいでも
現実的にこの考え方は浅すぎる。
だからもっと考えを整理しないといけない。

でも書き手の心レベルがそうそう変われないから
これはレベルを上げるより、
相応しいのテーマにシフトの意味。

 つまり、この描きたいのテーマは
”死ぬほど嘘つきを嫌い”に調整すれば
物語として読者は受け入れる。

ストーリー面の添削は多分これかなと思う。
まあこれなら本当にシナリオ段階で直すべきだけどね。


あとは、演出の見せ方と構成のページ数問題
ネームに調整の部分。

ページ数のバランスは俺の長所だから
メモすら必要がないと思うのでパス。

俺にとって次点はキャラの立て方と思う。
今でも普通にミスする事があるから。

特にキャラの幅は添削の時に
俺にとってそんなに理解していない性格は必ず出るので
ここは慎重に考える必要がある。


それにはあと1つが欲しい。
この作品の”最大限”を底上げたいという所かな。

これは今まで演出の追加補強で考えてたけど、
実際にそれぞれ項目の総合でやるべきと思う。

盤古で説明すれば最終回の辺りかな。

最初は”最後は魯泉がメイン”でネームを描いてたけど
それじゃ何となく噛み合わないと感じるから
魏恩、皇帝とヨーセブの出番をカットして
”魯泉と盤古”として締めを描く。

サブキャラは不完全になったけど
その分に盤古と魯泉が完全になった。

演出はそんなに変わっていないけど
テーマの意味が格段によくなった。


まあ、ネームの段階になると
シナリオ問題、ネーム問題とキャラ問題は同時に現れるので
まずはこの3つを上手く区別して考える方が吉でしょう。


........これだけ書いてもまだまだ多い事があるはずだけど
とりあえずこれで。

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