2012/02/17

スピーディー展開

昨日はついでに108章の内容を打ち合わせた。

最初の予定じゃ丁八戦と盤古戦パート1は
それぞれ1回を使うつもりだが、丁八戦の勝負は初めから見えるから
丸1回を使う必要がないと言われた。

そして、それじゃ”同時進行”の雰囲気を出ない。

............うーん。編集長は言いたい事が分かるけど
丁八戦と盤古戦パート1を合わせて1回で終われるように描くと
ページ数的に厳しいし、構成面も難しくなる。

この事を考えながらドラゴンボールの武道会篇を読み返す。

この注文の意味は
”ドラゴンボールの”サブキャラ2試合分の内容”を1回で描き切る”
と大体同じだ。

倉頡迷宮篇はキャラにじっくりページ数を使いすぎて
テンポが遅くて終盤は苦しかった。
だから4回戦はテンポを上がりたいと思った。

スピーディー展開を実現したいなら
これくらいの課題をクリアしないと厳しい。

百仙戯篇の最初ステージは1回半を使ったから
それ以降の試合はどうしてもそれを越えないと駆け足になる。
だから2つ目ステージは2回半、3つ目ステージは4回を使った。

つまり、一番小さいのバトルは全体試合の”最速テンポ”を決める。
この意味で考えなら、丁八戦は確かに1/2回で済ませたい。

本当なら編集長は3ページで終われと言われたけど
それは流石に無理。それじゃ試合すらなれないからね.....

同じ雰囲気の試合は2度も描く必要が無い、
そして”同時進行”の課題も含めて考えて
今まで試合の面白さを越えるため”スピーディー展開”は絶対必要。


もちろんその分、ネームは難しくなる。
単純の条件から見れば
ドラゴンボール序盤並み高速テンポを再現する意味と等しい。

コミック2巻分で全て7試合を描き切る。
ドラゴンボールなら、このくらいスピードでしょう。
盤古のページ数で換算すれば約14回。

.......元々この作品のストーリー構成はやや複雑の事も考えれば
この注文は結構恐ろしい......(汗

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