2014/01/14

1ページのズレ達

打ち合わせによる2回目のネーム修正へ。

8割程度は通じるだが
今回は1ページ単位の修正が多い。
丁寧に1つ1つ細部を仕上げていく。

内容自体はそう難しくないが、細部の変動がほとんど
1ページのズレはたくさん生まれるため
調整する所は多い。

そして盤古と倉頡のパートは
流石にそれじゃ詰めすぎて説明不足になるため
恐らく2ページくらい追加するようになる。

改めて見ると
今回のネームは週刊連載では不可能の構成であった。

週刊....というか、月刊連載でも
1回に5パートがあるの構成は結構珍しいと思う。

記憶にある限りにこういう複雑な構成は
ハカレンくらいしか見たことが無い。
銀の匙でさえ週刊連載だからもっとシンプルの方だ。

週刊連載の1話構成は
1つエピソードで構成される場合が多い。
多くても2つエピソードで対比を狙うくらい。

ああいうネームの方がシンプル。
描き手にとって描き易いのネームで
3日でネームを出来上がるのは可能であった。

今回の話は週刊2話分のページ数があるが
その上回りに5つエピソードがある。

それぞれ8ページ程度のページ数で
5つ話を1つに纏めて、バラバラせずに
1話分の物語として統一感を作り上げるのは
構成力に問われるんだ。

正直、ネームに限るだけなら難度がかなり珍しいと思う。

最後の最後でも楽なネームが来ないな。

試験後の宴会パートは今回でほとんどページがなかった。
場合によってそれがメインになるのに
ここがどうしても無理がある。

次回に回想として描けてみようか。
変則的に。ネームの魔法があってよかった。

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