2014/01/22

そんなの父さん

呉錬のエピソードは今回で終了。

呉錬は凄くインパクトがあるキャラ。
強くて格好良く、汚くて素直、金好きで息子想い。
そして情けない時は力一杯に情けない。

霍安は悪役で味方なら
呉錬は正反対、悪役ではないが敵役である。

品徳や教育程度は低い、決して賢いに言えない
考えは物凄く純粋、悪意でさえ凄くストレート
しかし時代のタイミングに恵られて金持ちになって
露骨に金好きで子供を満遍なく溺愛する点は、
こういう父は台湾では全然珍しくない。

しかし割りと、漫画ではそんなのキャラが出ない。

ドラマならよくあるけど、漫画の場合はほぼ無いと言える。
だからこの作品に素直にイメージそのままに描いてた。

自分はどうになるでも構わない、
自分の息子のために何もする、息子が幸せになるなら命も捨てる。

それは本当に割りとリアルと思う。
漫画ではなく現実によくある。

動物のように強く、そして動物のように素直。
しかし弱くなった時も動物のように弱い。

呉錬のキャラは全然悩めなかった。
ある意味、俺の父さんはあんな風なんだから。

呉錬のエピソードは、
この世にそんなの父達に伝えたかった敬意と思っています。

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