2014/01/18

成長という話

最後は?ストレートの主役(高津)の話を考えて
面白い話を思いつけた。

高津は序盤に結構弱気なキャラ。
試合を続ける度にどんどん強くなって、そして何も怖くなくなった。

しかし俺は、同時に高津の性格が薄くなった感じ。
序盤はヨナヨナだが心理描写があったが
後半は心理描写がほぼ無くなって
高津の何を考えているのは分からなくなった。

高津の感情は”怖くない”として描いてるけど、
本当の”勇気”が分かっていない、ような感じがする。

”欠点を減らして”という方法で”キャラの成長”を描く。
そしてこの作品に限って悪手になった感じ。

”欠点”という事、言い変われば”特性”。
だから減らせるのも考えるもんと思う。

まあ現実に考えれば、
特性を追加というも減らせる事も有り得る。

でも漫画の場合”欠点を特性として活かせる”
という方向性の方が王道。

まあちょっと珍しいけど
尖がりの特性が磨けて丸くなってバランス調整で
”キャラの成長”としてを描くのもそれなりあると思う。


......そしてこの話で盤古の性格が思い付けた。
盤古の性格は基本的に”特性を追加していく”タイプ。
元々テーマは”感情を習う”だからね。

序盤は優しさや信頼とか積極性など
感情の”良い所”を取りながら成長してきたが
中盤からそれは違う方向性になった。

感情と言ってもマイナス感情があるだから
盤古は科挙篇がたくさんああいう感情を取得しました。

そう、特性を言い変われば、”欠点”になるんだ。

だから盤古はなんか中盤が成長したのところが、
序盤ではあんまり無いの迷い、怒り、悲しさなど特性が増えて
まるでレベルダウンという異常な様子を見せられた。

最初おれは”何故こうになった”と困っていると思ったけど
今はちょっと分かってきた。

欠点(マイナス)を手に入れて、そしてそれらを1つ1つ向き合う
1つ1つ乗り越え、特性を増やしていくという成長スタイルなんだ。

王道の"ただ1つ特性を輝かせる"より、
このやり方は特性を追加した度に
全て特性をもう一度に統合しなければならないから
ある意味これはかなり掴み難いだが
俺はこれがキャラ作り方として結構新しいと思う。

”(欠点)特性追加”タイプの成長、
漫画にもできるなら面白いと思う。

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