2014/01/02

出来るだけ早めにキャラを揃って

サンデーのNOBELU -演-

気になる所があって
思い出して1話目の話をもう一度読みました。

それほど目立たないが
1話目の時点で主人公ノベルと彼の母、
星明ヒバリ、堤健太、田中純也、雫石ミコ
そしてノベルの別人格まで7人くらいキャラを立たせた。

一応その他のキャラもこの時点で大体出ました。

63ページがあるとはいえ
連載1話目で7人ほどキャラを動かせるのはかなり凄い。
誰が誰だけではなく、与えられた役割で機能している所は凄い。

話はそれほど好みじゃないだから気付けなかったが
無理が無く、1話目だけで7人に覚えさせた。
ネームの意味ではレベルが高い。

流石にTVドラマの脚本を手がけてきた野島伸司。
確かに漫画連載の場合に1話目で7人も立たせるのは難しいが
TVドラマならそれくらい普通にできるだよね。

その概念に活用して漫画連載に珍しいスタイルで上手くやった。
ある意味に勉強になりました。

漫画連載はできるだけ早めにキャラを揃う事が
非常に重要な事である。

キャラの掛け合うは面白さに直結する。
ネームが下手な作家はキャラを立たせるまでページかかる
メインキャラ数は少なすぎると魅力を感じさせない所が多い。

普通の編集は”できるだけ展開に早い”と言う所があるが
それは間違いないが、その言葉の本質は
”キャラの位置と役割を早めに配置完成させて
キャラを動かせよう、行動を掛け合えよう”の意味なんだ。

特に週刊連載の場合が大きい。

1話目は主人公だけ立たせた連載はたくさんにあった。
それは王道だが、基本的に2人のキャラまでは
少年漫画の連載にとって物足りない。

3人目が機能が始める所から作品として
勝負のスタートがやっと始めると思う。

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