2014/01/01

絵とセリフの時間差

ここの”被害者の返り血がな”というセリフは
ちょっと魔法をかかっている。

警察の調べは
現実ならこのセリフが”言い終わった後”で行うはずだけど、
ここが”セリフを言う最中”でやっている。

これはネームの不文律の1つと思う。

セリフと絵は時間差があっても成立できる。
漫画殆ど場合はセリフと絵が同じ瞬間で描かれるけど
特殊の場合はセリフと絵が数秒くらいズレがある。

キャラのセリフは、人の言葉だけではなく
さらに上にボイスオーバーという存在も兼ねる
こういう場合は少しだけ次元になるかもしれない。

なぜこういう不思議な事が成立できるのは分からないけど
演劇はこういう感じのも有りと思うので
これは現実ではなくあくまでもドラマだから
演出効果の1つとして認識されるかな。

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